pylonソフトウェア
Linux ARM(64ビット)用pylon 5 Camera Software Suite(バージョン5.2.0)
バージョン: 5.2.0
オペレーティングシステム: Linux ARM
簡単操作のSDKとドライバーやツールがセットになったソフトウェアパッケージLinux ARM(64ビット)用pylon Camera Software Suite(バージョン5.2.0)は、新登場のGenICam 3.1に準拠しており、最新のカメラモデルを操作し、その機能にスムーズにアクセスできます。Linux用pylonはGigE Vision、USB3 Visionだけでなく、新型カメラインターフェースのBCONやGenICam GenTL規格(バージョン1.5)にも対応しています。
GenTL規格には、システム全体の中から1台または複数のカメラを検出し、処理、設定をしたうえで撮影を行う機能があります。つまり、GenTL規格に対応したサードパーティ製ソフトウェアを通じてBaslerカメラを操作できるのです。
また、高い操作性でカメラアプリケーションの開発に便利なpylon SDKは、わずか数行のコードでカメラの設定や画像の撮影、撮影画像のコンピューターハードドライブへの保存を行うことができます。
マニュアル類やサンプルプログラムも充実しており、一般的なカメラアプリケーションに使用されているプログラム言語(C、C++)を網羅しているため、アプリケーションの開発効率が大幅に向上します。
pylonのプログラミングインターフェースはカメラインターフェースから独立しているため、pylonで作成したアプリケーションであれば、他のカメラインターフェースでも使用できます。
このほか、pylonはLinuxだけでなく、WindowsとmacOSにも対応しているため、pylonを使用してLinux上で開発したアプリケーションを他のOSやアーキテクチャーにも簡単に流用できます。
Linux ARM(64ビット)用pylonのDebianインストーラーパッケージは、DebianやDebian系のLinuxディストリビューション(Ubuntuなど)にご使用いただけます。その他のLinuxディストリビューションについては、tar.gzファイルをご用意しています。